こんにちは、田保まやです。
先週「産後ケアのケーススタディ会」を開催しました。
今回お話しくださったのは、愛媛のアドバイザーしほさん。
不妊治療の末にご出産、完全母乳で育て、
その後、お子さんの乳児湿疹やご自身の不調も経験された方です。
その一つ一つをどのように乗り越えてこられたか、
どんなホームケアを取り入れたのかを、
当時のお写真を元に、丁寧に語ってくださいました。
参加者には、助産師さん、看護師さん、
女性のケアをしているセラピストさんたち。
それにしても、妊娠&出産をとりまく女性の体調不良、
それとの葛藤、向き合いって、なんでこんなに感動をするのでしょうか。
しほさんの経験に、みなさん、何度も目頭を熱くしておられました。
最後に、今回初めてご参加された助産師さんは、
語り出す前にゆっくりした声で、
「涙腺が緩くなっています」と。
その言葉を聞いただけで、もう私たち全員がうるうる…。
助産師さんのご自身の出産や育児、そして産後の女性の体と心の変化に、
そしてお仕事としての妊婦さん、産婦さんへの眼差し、
長く寄り添ってこられたからこその言葉に、
私たちは、本当に深い感動の時間を過ごしました。
私も普段話さない自分の経験も少し話させていただき、、
最後の、しほさんに感想をリクエストすると、
「今までいろんなセミナーに出たけれど、
こんなに感動したのは初めてでした」
と。この言葉を聞いて、私は
「この協会を立ち上げて、本当によかった」と
心から思いました。
というのも、
良くなった、という結果だけでなく、
「良くなって、自分の人生そのもの気づきがあった」
そんな変化を届けたかったからです。
経験を語ることで癒される。
癒された体験は、次の誰かが受け取ってもらえる。
そんな循環を、これからも育てていきたいと思います。
次回のテーマは「更年期ケア」です。
またお知らせさせていただきます🌿
